About Us

私たちは新世代の環境・エネルギー技術の創出とその社会実装によって人類と社会に貢献することを目的としています(本研究室の理念と目的)。具体的に、革新的性能をもつCO2分離回収材、長寿命・高性能な新世代の全固体電池材料、PFASを高効率に分離・除去する新材料、液体を用いた未利用熱発電(熱電気化学発電)とそれを強制対流冷却に組み込んだフロー熱電発電の研究開発に取り組んでいます(研究テーマ一覧)。

CO2分離回収、全固体電池材料、PFAS分離回収の研究開発には、ノーベル賞の受賞対象となった金属有機構造体(MOF)を発展させた新世代のナノ多孔体である共有結合性有機骨格(Covalent Organic Framework, COF)を用い、新材料とシステムの研究開発に取り組んでいます。熱電気化学発電の研究では、起電力を生む溶液の性能向上の追求とともにシミュレーションによる電極間流路と流れの最適化を進めています。このような未踏域の開拓を通じて気候変動問題を含む環境・エネルギー問題への解決手段を社会に提供してゆくことが私たちの使命と考えています。研究室見学やオンライン面談は通年で随時受け付けていますので、興味を持たれたら村上までご連絡下さい。

Keywords:

CO2 capture and separation
New all-solid-state batteries
Thermal energy harvesting
Thermodynamics
Heat and mass transfer
Electrochemistry, Materials chemistry
Covalent organic frameworks (COFs)

News & Topics